排卵誘発の目的
Antagonist法
アンタゴニスト法はロング法に変わるメインの調節卵巣刺激法になってきていますが、下垂体を強固に抑制するばかりでなく、卵巣や子宮にあるGnRHリセプターをブロックしてしまうので、ネガティブな影響があるので、当院ではまだメインの誘発方法とはなりえていません。
- 当院におけるです適応症例
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- PCO、PCOS
- AMH高値
- 誘発するとLHが急激に上昇してしまう方
- ロング法のデメリット
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- 卵胞数が少ない方では、内因性の黄体ホルモンの影響を受けて、卵胞数がさらに減少することがある。
- 卵巣機能が悪い方は下垂体のLH,FSHの分泌が亢進しているので、前周期に点鼻しても十分下垂体の分泌を抑制することができず、生理が来たとき大きいのと小さい卵胞がみられ、誘発刺激に不向き。その時はピルを服用することが一番簡単ですが、注射しても反応が悪くなってしまうことがおおいのが欠点です。
一番良いのは栄養療法で、発育途中の卵胞数を増やして、下垂体の抑制因子を多く分泌させる事です。