卵子凍結とは、将来の妊娠・体外受精に備えて、若いうちに自身の質の良い卵子を採取し、凍結保存しておくことです。凍結保存することで、若いときの生殖能力を保ったまま長期間の保存が可能になります。
卵子のもととなる「原始卵胞」は女性が生まれたばかりの赤ちゃんの時から卵巣の中にあり、女性本人の年齢と同 じように歳を重ねます。卵子は加齢の影響を非常に受けやすく、また、妊娠に関わる様々な要素のうち卵子の質が、妊娠能力に大きく関係しています。卵子凍結とは、年齢を重ねても女性が出産できる可能性を高めるためのひとつの手段とも言えます。
日本産婦人科学会による解説動画はこちら→https://www.jsog.or.jp/medical/865/