男性の検査・治療
精液検査
WHO(世界保健機構)が発表した不妊原因の統計によると、男性側の原因と男女共を合計すると不妊カップルの約半数は男性不妊があると考えられます。
そのため、不妊症の検査は夫婦共に受けることが原則であり精液検査は極めて重要な検査です。治療を始めるスクリーニングとしてできるだけ早く精液検査をお勧めします。
当クリニックではSMAS(スマス)という機器を用いて精液検査を行っています。
この機械は運動する精子を自動で追尾し
- 運動精子の数
- 移動軌跡
- 不動精子との判別
- 各種運動性など
数多くの計測結果を短時間に表示する事が出来ます。
子数が極端に少ない場合などは、SMASでの測定が不可能となり、技師が目算での検査となります。
感染症採血検査
ご夫婦で治療される場合はご主人にも必ず1年毎に感染症採血検査を受けていただきます。
男性不妊外来
精液検査後、獨協医科大学 埼玉医療センター 泌尿器科医師による「男性不妊外来」の受診を医師よりお勧めします。
月に数回(土曜午後・火曜夕方)に泌尿器科医が当院にて診療いたします。
※男性不妊外来は初診不可。まずは不妊治療の初診で精液検査をお受けください。
その後医師が必要と判断した場合にご案内させていただきます。
治療について
- 精液改善 SOサポート、漢方、お薬処方、生活指導(禁煙や禁酒)
- 精索静脈瘤 獨協医科大学 埼玉医療センターにて手術
- MD-TESE 獨協医科大学 埼玉医療センターにて入院・手術
- 射精障害 カウンセリング